ずあい‐ぶね【図合船】
江戸時代から明治期にかけて、北海道と東北地方北部で、廻船(かいせん)や漁船として使用された100石積み以下の船。
せいかん‐れんらくせん【青函連絡船】
青森と函館とを結ぶ旧国鉄の鉄道連絡船。明治41年(1908)運航開始。青函トンネルによるJR津軽海峡線の開通により昭和63年(1988)廃止。
せいろう‐ぶね【井楼船/棲楼船】
戦国時代の軍船の一。大型船の胴の上に井楼を立て、そこから敵陣を偵察したり矢を放つようにしたもの。
せがき‐ぶね【施餓鬼船】
水死人を供養する川施餓鬼のときに仕立てる船。《季 秋》
せき‐ぶね【関船】
戦国時代から江戸時代に使われた軍船。小型で速く、周囲に矢倉や狭間(はざま)などを設けたもの。早船。
せこ‐ぶね【勢子船】
江戸時代、鯨を網に追い込み、もりを打つ役をした船。
せっこう‐せん【接貢船】
⇒進貢船(しんこうせん)1
せん【船】
[音]セン(漢) [訓]ふね ふな [学習漢字]2年 〈セン〉ふね。「船団・船長・船舶・船尾/艦船・汽船・客船・漁船・商船・乗船・造船・帆船・便船・和船」 〈ふね(ぶね)〉「大船・親船・出船...
せんごく‐ぶね【千石船】
米千石程度を積める船。江戸時代には弁才船(べざいせん)の俗称となった。千石積み。
そうかい‐ぶね【双海船】
近世の捕鯨で使われた船。2艘で1帖の網を展開する。