かしば【香芝】
奈良県北西部の市。大阪府に隣接し、住宅地。近郊農業、金剛砂の紙やすりや靴下製造業が盛ん。人口7.5万(2010)。
かしまきこう【鹿島紀行】
江戸中期の俳諧紀行。一軸。松尾芭蕉著。寛政2年(1790)刊。貞享4年(1687)、芭蕉が門人曽良と宗波を伴い、鹿島神宮へ月見を兼ねて参拝したときの紀行。
か‐しゃく【呵責/呵嘖】
[名](スル)厳しくとがめてしかること。責めさいなむこと。かせき。「良心の—に苦しむ」「自分はなぐさまれる犠牲(いけにえ)、お客は—する鬼ときめました」〈倉田・出家とその弟子〉
かじ‐お【楫緒】
櫂(かい)や櫓(ろ)を船に取り付ける縄。櫓縄(ろなわ)。「由良のとを渡る舟人—絶え行方も知らぬ恋の道かな」〈曽丹集〉
かすいたい‐せんしゅ【下垂体腺腫】
脳の下垂体にできる腫瘍。多くは良性。プロラクチン・成長ホルモン・副腎皮質ホルモンなどを過剰に分泌するものと、視神経を圧迫し視野障害を起こすものとがある。
かすが【春日】
《「春日」の表記は、地名「かすが」にかかる枕詞「はるひ」を当てたもの》 奈良市およびその付近の称。特に、春日大社のあたり。
福岡県の市。福岡市の南に位置し、住宅地。自衛隊の春日原基地がある。...
かすが‐ごんげん【春日権現】
奈良の春日大社の祭神の総称。また、春日大社の別名。春日明神。
かすが‐たいしゃ【春日大社】
奈良市春日野町にある神社。旧官幣大社。祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと)(第一殿)・経津主命(ふつぬしのみこと)(第二殿)・天児屋根命(あまのこやねのみこと)(第三殿)・比売神(ひめがみ)(...
かすが‐だいみょうじん【春日大明神】
奈良の春日大社の祭神。
かすが‐づくり【春日造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り・妻入りで、正面に階隠(はしかく)しをつけ、棟には置き千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)を置く。奈良時代に完成したものという。春日大社本殿がその代表例。