遅(おそ)かりし由良之助(ゆらのすけ)
《歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」で、大星由良之助が主君塩冶(えんや)判官の切腹の場に駆けつけるのが遅れたところから》待ちかねた場合、また、機を逸して用をなさない場合に使う言葉。
おっと【夫/良人】
《「おひと(男人)」の音変化》配偶者である男性。結婚している男女の、女性を「妻」というのに対し、男性をいう語。亭主。「—のある身」⇔妻。
おっとのていそう【良人の貞操】
滝井孝作の短編小説。大正12年(1923)刊行の作品集に収録。
吉屋信子の長編の通俗小説。昭和11年(1936)から昭和12年(1937)にかけて東京日日新聞、大阪毎日新聞に連載。一組の夫婦...
おゆら‐そうどう【お由良騒動】
江戸後期、薩摩藩主島津斉興(しまづなりおき)の継嗣をめぐって起きたお家騒動。斉興の長子斉彬(なりあきら)派と、愛妾(あいしょう)お由良の子久光派が対立したが、斉興の引退により斉彬が跡を継いで落着...
おろ‐よ・し【疎良し】
[形ク] 1 少しよい。「—・し。少しよきをいふ」〈町人嚢・三〉 2 よくない。悪い。「あんがい—・いことぬかいてよかばいものか」〈滑・膝栗毛・八〉
終(お)わり良(よ)ければすべて良(よ)し
物事は、結末さえよければ、発端・過程がまずくても問題にならないということ。
おん‐りょう【温良】
[名・形動]性質などがおだやかで、すなおなこと。また、そのさま。「概して—な君子で」〈花袋・田舎教師〉
温良(おんりょう)恭倹譲(きょうけんじょう)
《「論語」学而から》おだやかで、すなおで、うやうやしく、つつましく、ひかえめなこと。孔子が人に接する態度を評していった言葉。
かい‐りょう【改良】
[名](スル)不備な点や悪い点を改めて、よくすること。改善。「品種を—する」
かいりょうがた‐かあつすいがたけいすいろ【改良型加圧水型軽水炉】
⇒改良型加圧水型原子炉