ゆかり‐の‐いろ【縁の色】
《古今集・雑上の「紫の一本(ひともと)ゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る」から》紫色。「春も惜し花をしるべに宿からん—の藤の下陰」〈拾遺愚草・上〉
ゆき‐げしき【雪景色】
雪の降っている景色。また、雪が一面に降り積もった風景。《季 冬》
ゆ‐しょく【愉色】
愉快そうな顔つき。喜色。
ゆば‐いろ【柚葉色】
染め色の名。濃い緑色、または黒みのある緑色。
ゆるし‐いろ【許し色/聴し色】
平安時代、だれでも着用を許された衣服の色。紅色・紫色の淡い色など。ゆるしのいろ。→禁色(きんじき)「—のわりなう上白(うはじら)みたる一かさね」〈源・末摘花〉
ようかん‐いろ【羊羹色】
黒や紫などの染め色があせて、赤みを帯びた色。
よう‐しょく【容色】
容貌と顔色。みめかたち。また、みめかたちがよいこと。美貌。「—に恵まれる」
よ‐しょく【余色】
⇒補色(ほしょく)
らくだ‐いろ【駱駝色】
ラクダの毛のような色。薄く明るい茶色。
らんし‐しょく【藍紫色】
藍(あい)色を帯びた紫色。