えん‐ぽん【艶本】
男女の性交渉を絵や文章で表現した本。春本。
えん‐めい【艶名】
色恋についてのうわさ。
えん‐や【艶冶】
[名・形動]なまめいて美しいこと。また、そのさま。「観世音や弥勒菩薩の—な尊容に」〈谷崎・二人の稚児〉
えん‐よう【艶容】
女性のあでやかで、なまめかしい姿。
えん‐よう【艶陽】
はなやかな晩春のころ。「—桃李の候」
えん‐れい【艶麗】
[名・形動] 1 容姿があでやかで美しいこと。また、そのさま。「—な女優」 2 文章・音楽・絵画などの表現がはなやかで美しいこと。また、そのさま。「文章の—は評判の男なりしが」〈一葉・暁月夜〉
つや【艶】
1 物の表面から出るしっとりとした光。光沢。「宝石を磨いて—を出す」 2 なめらかで張りがあり美しいこと。「若々しい—のある声」「肌に—がある」 3 おもしろみ。味わい。「芸に—が出る」 4 異...
つや‐うた【艶歌】
みだらな歌。情事に関する歌。猥歌。春歌。えんか。
つや‐がたり【艶語り】
義太夫節で、艶物(つやもの)を語ること。また、それを得意とする人。艶物語り。
つや‐がみ【艶紙】
片面に光沢のある仕上げをした耐水性の加工紙。包装紙・ラベルなどに用いる。