はな‐くらべ【花競べ】
「花合わせ2」に同じ。
はな‐ぐし【花櫛】
造花で飾ったさしぐし。
はな‐ぐもり【花曇(り)】
桜の花の咲くころの、薄くぼんやりと曇った空模様。《季 春》「—朧につづく夕べかな/蕪村」
はな‐ぐるま【花車】
1 花で飾った車。 2 花を積んだ車。また、花見の車とも。「柳桜をこきまぜて、錦を飾る—」〈謡・右近〉
はな‐ぐわい【花慈姑】
オモダカの別名。
はな‐ぐわし【花細し】
[枕]花が美しい意から、「桜」や「葦」に掛かる。「—葦垣越しに」〈万・二五六五〉
はな‐ことば【花言葉/花詞】
一つ一つの花に、それぞれふさわしい象徴的な意味をもたせたもの。バラは愛情、白ユリは純潔など。
はなご【花子】
狂言。座禅をすると言って妻を遠ざけた男が、太郎冠者に座禅衾(ざぜんぶすま)をかぶせて身代わりにし、愛人の花子のもとへ出かけていく。男が帰宅すると、衾の中に妻がいて、さんざんにしかられる。狂言最高...
はな‐ごおり【花氷】
花を入れて凍らせた氷柱。室内、料理の皿などに立てて涼感を呼ぶ。《季 夏》 [補説]書名別項。→花氷
はなごおり【花氷】
日野草城の第1句集。昭和2年(1927)刊。