はなのうえのほまれのいしぶみ【花上野誉石碑】
浄瑠璃。時代物。10段。司馬芝叟(しばしそう)・筒井半平らの合作。天明8年(1788)江戸肥前座初演。幼児の敵討ちが主題で、4段目「志度寺(しどうじ)」が有名。
はなのうた【花の歌】
ビゼーのオペラ「カルメン」の第2幕でドン=ホセによって歌われるアリアの通称。冒頭の歌詞から「おまえの投げたこの花を」の題名で知られる。
はなのうみ【花の海】
石塚喜久三の短編小説集。昭和23年(1948)刊行。
はなのウルトラさんにんしゅう【花のウルトラ三人衆】
山中恒の児童文学作品。中学校を舞台に、超能力を持つ生徒会役員たちが活躍する学園ファンタジー。昭和49年(1974)刊行。
はな‐の‐えん【花の宴】
花を観賞しながら催す酒宴。特に、観桜の宴。《季 春》「嵯峨の院、—きこしめさむとて」〈宇津保・国譲下〉 源氏物語第8巻の巻名。光源氏20歳。桜花の宴と、源氏の朧月夜(おぼろづくよ)との恋愛を描く。
はな‐の‐おう【花の王】
《花のなかで最もすぐれている意から》 1 牡丹(ぼたん)のこと。 2 桜のこと。
はな‐の‐おとと【花の弟】
《多くの花に遅れて咲くところから》菊のこと。「百草(ももくさ)の—となりぬれば八重八重にのみ見ゆる白菊」〈夫木・一四〉
はな‐の‐かお【花の顔】
1 咲いている花の姿。「昨日見し—とて今朝見れば寝てこそ更に色まさりけれ」〈後撰・春下〉 2 「はなのかんばせ」に同じ。「奥山の松のとぼそをまれにあけてまだ見ぬ—を見るかな」〈源・若紫〉
はな‐の‐かがみ【花の鏡】
花の映っている池水などを、鏡に見立てていう語。「年を経て—となる水は散りかかるをや曇るといふらむ」〈古今・春上〉
はな‐の‐かくめい【花の革命】
⇒カラー革命