つき‐ゆき‐はな【月雪花】
「雪月花(せつげっか)」に同じ。
つくり‐ばな【造り花】
紙や布地などで花の形に似せて作ること。また、その花。ぞうか。
つじ‐が‐はな【辻が花】
模様染めの名。室町中期から桃山時代にかけて盛行。帷子(かたびら)(麻布の単(ひとえ)の着物)に紅を基調にして草花文様を染め出したもの。絞り染めに、描絵・摺(す)り箔・刺繍(ししゅう)をほどこした...
つつじ‐ばな【躑躅花】
[枕]ツツジの花の色が美しい意から、「にほふ」にかかる。「—にほへる君がにほ鳥のなづさひ来むと」〈万・四四三〉
つ‐ばな【茅花】
チガヤの花穂。また、チガヤの別名。《季 春》「おそろしき迄穂に出る—かな/子規」
つり‐ばな【吊花】
ニシキギ科の落葉低木。山地に生え、葉は卵形で先がとがる。6月ごろ、緑白色か緑紫色の小花が長い柄でつり下がって咲く。実は丸く、赤く熟すと五つに裂け、赤い種子を現す。
つり‐ばな【釣(り)花/吊り花】
生け花で、天井からつるした花器に生けるもの。
ていけ‐の‐はな【手生けの花/手活けの花】
1 自分の手でいけた花。 2 遊女・芸妓などを身請けして自分だけのものとすること。また、常に身近に置いて愛する女性。「上方一と言われた女も、—として眺めると、三日経てば萎れる」〈太宰・新釈諸国噺〉
てき‐か【摘花】
[名](スル)着果を促し果実の発育を助けるために、つぼみや花のうちに間引くこと。
てき‐か【荻花】
オギの花。