主(ぬし)ある花(はな)
すでにきまった相手のある女性。
ねじ‐ばな【捩花】
ラン科の多年草。草地や芝生に生え、高さ5〜30センチ。広線形の葉が根もとから出る。夏、花茎に多数の桃紅色の小花が螺旋(らせん)状に並んでつく。もじずり。《季 夏》「—のまことねぢれてゐたるかな/時彦」
ねつ‐の‐はな【熱の花】
高い熱が出たとき、口もとにできる、ぶつぶつとした疱疹。
ねなし‐ばな【根無し花】
俳諧で、草木ではないものに「花」の字をつけていう語。花鰹(はながつお)・花嫁など。
ねもと‐しゃくなげ【根本石南花】
ツツジ科の常緑低木。ハクサンシャクナゲの八重咲き品種。北海道・本州北部の高山帯に自生。7月ごろ、白色から淡紅色の花を開く。
のうぜん‐かずら【凌霄花/紫葳】
ノウゼンカズラ科の蔓性(つるせい)の落葉樹。気根を出して他をよじのぼり、葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。夏、黄赤色の漏斗状で先の5裂する花を開く。中国の原産。陵苕(のうしょう)。のうぜん。《季 ...
の‐ばな【野花】
1 野に咲く花。野生の花。 2 紙花(かみばな)。特に、葬儀に用いるものをいう。
はいふうすえつむはな【誹風末摘花】
川柳集。4編4冊。似実軒酔茶(にじつけんよいちゃ)ほか編。安永5〜享和元年(1776〜1801)刊。川柳評の万句合(まんくあわせ)などから好色的な句を集めたもの。
はぎ‐の‐はな【萩の花/芽子の花】
1 萩に咲く花。 2 「萩の餅(もち)」に同じ。 3 飯をやわらかく炊いて椀(わん)に盛り、小豆粉などを添えて食べるもの。
はくさん‐いちげ【白山一華/白山一花】
キンポウゲ科の多年草。本州中部以北の高山に自生し、高さ約20センチ。全体に粗い毛がある。葉は手のひら状の複葉。夏、茎の先に白い花びら状の萼(がく)をもつ花を数個開く。白山で最初に発見された。《季...