へいさ‐か【閉鎖花】
成熟しても花冠が開かず、自花受粉によって種子を生じる花。スミレ・カタバミなどにみられる。閉花。
べに‐ばな【紅花】
キク科の越年草。高さ約1メートル。葉は堅くてぎざぎざがあり、互生する。夏、アザミに似た頭状花が咲き、鮮黄色から赤色に変わる。花を乾かしたものを紅花(こうか)といい婦人薬とし、また口紅や染料の紅を...
ほうしゃそうしょう‐か【放射相称花】
花被が放射相称に配列している花。梅・キキョウなど多くのものにみられる。輻状(ふくじょう)相称花。輻射花。
ほうせん‐か【鳳仙花】
ツリフネソウ科の一年草。高さ約60センチ。葉は長楕円形で互生する。夏から秋、葉のわきに花を横向きにつけ、色は赤・桃・白色や絞りなど。実は熟すと破れて種子を飛散する。インド・中国の原産で、日本には...
ぼうし‐ばな【帽子花】
ツユクサの別名。
ぼんてん‐か【梵天花】
アオイ科の多年草。低木状で、高さ約1メートル。全体が星状の毛に覆われる。葉は手のひら状に深く裂けていて、淡黄緑色の斑がある。秋、紅色の5弁花を開く。九州南部・沖縄などに分布。
ぼん‐ばな【盆花】
盂蘭盆(うらぼん)に山野から取ってきて盆棚に飾る花。キキョウ・オミナエシなど地方によって違いがある。《季 秋》
まくら‐ばな【枕花】
納棺する前の死者の枕もとに供える花。
まこと‐の‐はな【真の花】
能で、鍛練と工夫の末に得た、芸の真実の面白さ。⇔時分の花。
待(ま)つうちが花(はな)
物事は、結果を予想して待っているうちが最も楽しみであるということ。