ほう‐しょ【芳書】
他人を敬って、その手紙をいう語。芳翰(ほうかん)。「—拝受いたしました」
ほう‐しん【芳信】
1 他人を敬って、その手紙をいう語。 2 花の咲いたという便り。花信。
ほう‐しん【芳心】
1 他人を敬って、その親切な心をいう語。芳志。芳情。「御—かたじけなく存じます」 2 他人に親切をつくすこと。「重盛出仕の度毎に—せられける」〈古活字本平治・中〉
ほう‐しん【芳辰】
1 よい日。よい時。吉日。 2 かぐわしい春の時節。
ほう‐じゅん【芳潤】
[名・形動ナリ]香り高くうるおいのあること。また、そのさま。「文は漢魏の—に漱(くちすす)いで」〈太平記・一二〉
ほう‐じゅん【芳醇/芳純】
[名・形動]香りが高く味のよいこと。また、そのさま。多く、酒にいう。「—な銘酒」 [派生]ほうじゅんさ[名]
ほう‐じょう【芳情】
他人を敬って、その思いやりの心をいう語。芳志。芳心。「御—感謝致します」
ほう‐せい【芳声】
よい評判。名声。
ほう‐そう【芳草】
よいかおりのする草。また、春の草。
ほう‐たく【芳躅】
《「躅」は足跡の意》先人の業績・事跡をたたえていう語。よい行跡。ほうちょく。