しゅつ‐が【出芽】
[名](スル) 1 植物が芽を出すこと。芽が出ること。発芽。「春先に一斉に—する」 2 ⇒芽生生殖(がせいせいしょく) 3 植物体の軸に分岐が生じ、新しい軸の原基が形成されること。 4 細胞膜や...
しょく‐が【殖芽】
水生植物が形成する栄養分を蓄えた芽。分離して生息適地にて発芽すると、新しい個体となる。ヒルムシロ・タヌキモ・ムジナモなどに見られる。
しん‐め【新芽】
新しく出た草木の芽。若芽。
そく‐が【側芽】
茎の側方から出る芽。種子植物では葉の付け根から出ることが多く腋芽(えきが)ともいう。
たい‐が【胎芽】
1 植物の芽で、養分を蓄え、地上に落ちて新しい個体をつくるもの。ヤマノイモ・ユリのむかごなど。 2 受精後第8週までのヒトの胎児。
たら‐の‐め【楤の芽】
タラノキの若芽。食用とする。《季 春》
ちょう‐が【頂芽】
茎や枝の最上端に出る芽。⇔腋芽(えきが)。
てい‐が【定芽】
茎の先端、葉の付け根など、決まった位置に生じる芽。頂芽・側芽など。→不定芽
てき‐が【摘芽】
[名](スル)果樹・果菜などのむだな芽をつみとって、特定部分の生育を調節すること。
とう‐が【冬芽】
晩夏から秋に形成され、休眠・越冬して、春に伸びて葉や花になる芽。寒さを防ぐため鱗片(りんぺん)でおおわれている。越冬芽。ふゆめ。⇔夏芽(かが)。