アブシジン‐さん【アブシジン酸】
《abscisic acid》植物ホルモンの一。葉や果実の老化・離脱に関与するとともに、種子や芽の休眠を誘導する。ABA。アプサイジン酸。
アベナ‐テスト【Avena test】
アベナ(燕麦)の芽生えの伸長を利用した、オーキシンの微量定量法。
アポトーシス‐しょうほう【アポトーシス小胞】
細胞外小胞の一。アポトーシスを起こした細胞表面から直接出芽し、細胞外に放出される。直径は数マイクロメートル程度。
アミラーゼ【(ドイツ)Amylase】
でんぷん・アミロースやグリコーゲンなどを加水分解し、麦芽糖やグルコースを生成する酵素の総称。生物界に広く分布し、動物では消化酵素の一。飴(あめ)・ビールの製造などに利用。ジアスターゼ。
あめ【飴】
もち米・サツマイモなどのでんぷんを麦芽や酸の作用によって糖化させた、粘りけのある甘い食品。また広く、砂糖を煮つめて香料・着色料などを加えて固めたキャンディーも含めていう。
あめ‐ゆ【飴湯】
麦芽を糖化した液か水飴を湯に溶かし、少量のおろし生姜(しょうが)を加えたもの。腹の薬、また暑気払いのための夏の飲み物。《季 夏》「—のむ背に負ふ千手観世音/茅舎」
アレルギーせいにくがしゅせい‐けっかんえん【アレルギー性肉芽腫性血管炎】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の旧称。2012年に現名称に改められた。
アンカかんれん‐けっかんえん【ANCA関連血管炎】
抗好中球細胞質抗体(ANCA)によって引き起こされる血管炎の総称。過剰に活性化した好中球が全身の細い血管(細動脈・細静脈・毛細血管など)の内皮細胞を傷つけ、壊死性の血管炎を起こす。顕微鏡的多発血...
あん‐こう【暗紅】
黒みがかったあかい色。黒ずんだ紅色。「暗緑と—を混ぜ合わした様な若い芽が」〈漱石・それから〉
あんはつが‐しゅし【暗発芽種子】
発芽する条件のそろったときに光が当たると、発芽を抑えられる種子。カボチャ・ケイトウなど。また一般に、暗所で発芽する種子。光(ひかり)発芽種子に対していう。