はい【胚】
多細胞生物の発生初期の個体。植物では受精卵がある程度発達した胞子体をいう。種子植物では種子中にある発芽前の植物体で、胚芽ともいい、胚乳から養分を吸収する。動物では卵黄から養分を吸収している状態の...
はい【胚】
[音]ハイ(漢) 1 身ごもる。はらむ。「胚胎」 2 卵や種子の中の発生初期の生物体。「胚芽・胚乳・胚葉/胞胚」
はい‐が【胚芽】
植物の種子の中にあり、芽となって成長する部分。胚。
はいが‐まい【胚芽米】
胚芽が残るように精米した米。ビタミンBなどを含む。
はい‐ばん【胚盤】
1 魚類・爬虫類(はちゅうるい)・鳥類などの端黄卵の、動物極側にある細胞質。卵黄が少なく、原形質の多い部分で、卵割して胚を形成する。また、その卵割の後に多数の細胞が円盤状に並んだ胚盤葉も混用して...
は・える【生える】
[動ア下一][文]は・ゆ[ヤ下二] 1 草木の芽が出る。また、草木が生育する。「土手につくしが—・える」「苔の—・えた庭」 2 歯やひげなどが出てくる。「毛が—・える」「角が—・える」
はく【柏】
[人名用漢字] [音]ハク(漢) ヒャク(呉) [訓]かしわ 〈ハク〉木の名。コノテガシワ。「松柏・側柏・扁柏(へんぱく)」 〈かしわ(がしわ)〉木の名。「柏木・柏餅(かしわもち)/赤芽柏」...
はく‐まい【白米】
玄米をついて糠(ぬか)や胚芽(はいが)を取り除いた米。精米。精白米。
はくわ‐しょうせつ【白話小説】
口語で書かれた中国の小説。宋代の講釈にその萌芽(ほうが)がみられ、明・清代には四大奇書や「紅楼夢」などの傑作が生まれた。
はこつ‐さいぼう【破骨細胞】
骨の内側の骨梁の表面にあり、古くなった骨を吸収する働きをもつ細胞。新しい骨をつくる骨芽細胞とともに、骨組織の発達や代謝に重要な役割を果たす。破骨細胞の機能亢進や、骨芽細胞とのバランスの崩れが骨粗...