いた‐ぶね【板舟】
1 薄い板で作った小舟。泥深い水田で、苗や刈り取った稲をのせるのに使う。 2 東京日本橋の旧魚市場で、魚類販売のために並べた板。板舟株という営業上の権利が認められていた。
い‐つぎ【居接ぎ】
接ぎ木で、台木(だいぎ)を苗畑に植えたままの状態で接ぐ方法。→揚げ接ぎ
いなわしろ‐ぼんち【猪苗代盆地】
福島県中部にある盆地。中央部に猪苗代湖がある。会津盆地などと並ぶ県内の米の主産地。会津地方と中通りを結ぶ交通の要所。
いね【稲】
1 イネ科の一年草。実が米で、広く主食とされ、水田や畑で栽培し、畑に作るものは陸稲(おかぼ・りくとう)とよばれる。インドまたは東南アジアの原産。日本では先史時代から栽培。高さ約1メートル。多く、...
う【芋】
[常用漢字] [音]ウ(呉)(漢) [訓]いも 〈ウ〉イモ類の総称。「海芋(かいう)」 〈いも〉「芋蔓(いもづる)/里芋」 [難読]芋茎(ずいき)・芋苗(ずいき)
うえ‐ごえ【植(え)肥】
苗を植えつけるときに、根回りに施す肥料。
うえ‐た【植(え)田】
稲の苗を植える田。また、田植えを済ませた田。《季 夏》「我ものに—の蛙啼(な)きつのる/暁台」
うえ‐つけ【植(え)付け】
苗や苗木を植え付けること。特に、田に稲苗を植えること。
うえ‐つ・ける【植(え)付ける】
[動カ下一][文]うゑつ・く[カ下二] 1 位置を決めて植物を植えて根づくようにする。特に、稲の苗を田に植える。「キャベツの苗を—・ける」 2 印象や考えなどを心にしっかり刻みつける。「公徳心を...
うえ‐なわ【植(え)縄】
苗を植え付けるとき、目印とするために張り渡す縄。