かせい‐カリ【苛性カリ】
水酸化カリウムの俗称。
かせい‐ソーダ【苛性ソーダ】
水酸化ナトリウムの俗称。
苛政(かせい)は虎(とら)よりも猛(たけ)し
《「礼記」檀弓下から》苛政の人民への害は、虎の害よりはなはだしい。
か‐ぜい【苛税】
重すぎる税金。酷税。
か‐ひょう【苛評】
厳しい批評。酷評。
か‐らつ【苛辣】
[形動][文][ナリ]きびしくはげしいさま。「かえって若い息子の—な反撥があった」〈野上・秀吉と利休〉 [派生]からつさ[名]
か‐れつ【苛烈】
[名・形動]厳しく激しいこと。また、そのさま。「—をきわめる戦闘」「—な生存競争」 [派生]かれつさ[名]
か‐れん【苛斂】
《「斂」は取り上げて納める意》租税などを厳しく取り立てること。
かれん‐ちゅうきゅう【苛斂誅求】
《「誅」は責める意》情け容赦もなく、税金などを取り立てること。「—を事とせぬ政治家の皆無だった当時」〈中島敦・弟子〉
さいな・む【苛む/嘖む】
[動マ五(四)]《「さきなむ」の音変化》 1 𠮟ったり責めたてたりする。「われとわが身を—・む」「かかる文見すれば、おとど、母宮、—・むとて」〈宇津保・嵯峨院〉 2 苦しめる。いじめる。「不安の...