わか‐うお【若魚】
年の若い魚。また、若くて生きのいい魚。
わか‐おとこ【若男】
1 能面の一。若い男を表す。「女郎花(おみなめし)」「歌占」などに用いる。 2 文楽人形の首(かしら)の一。前髪のある若衆を表す。眉目秀麗で、「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」の勝頼など...
わか‐おもと【若御許】
年若い女房。「—たちのもの笑ひし給ふ、はづかし」〈栄花・本の雫〉
わか‐おんな【若女】
1 能面の一。品位の高い若い女を表す。「熊野(ゆや)」「松風」などに用いる。 2 年の若い女。「室内に—ありとて」〈名語記〉
わかかえ【若かへ】
《「若きうえ」の音変化か》若い時。若いころ。「射(い)ゆ鹿(しし)をつなぐ川辺のにこ草の身の—にさ寝し児らはも」〈万・三八七四〉
わか‐がえ・る【若返る】
[動ラ五(四)] 1 若さを取りもどす。心身が若々しい状態・気分になる。「若い人たちに囲まれて気持ちが—・る」 2 メンバーが以前より平均的に若くなる。また、古びたものが新しくなる。「新人の加入...
わか‐がき【若書(き)/若描(き)】
画家・文筆家などが若いころにかいた作品。
わか‐きんだち【若公達/若君達】
年の若い公達。「殿上人、—、狩装束、直衣などもいとをかしうて」〈枕・三五〉
わか‐ぎみ【若君】
1 年の若い主君。幼君。 2 貴人の子弟を敬っていう語。「知りと知りたる人、法師に至るまで、—の御喜び聞こえに聞こえにと」〈かげろふ・中〉 3 貴人の姉妹のうち、妹を敬っていう語。「姫君に琵琶、...
わか‐くさ【若草】
1 春になって新しく生えてきた草。《季 春》「—や水の滴る蜆籠(しじみかご)/漱石」 2 年の若い女性をたとえていう語。「うら若み寝よげに見ゆる—をひとの結ばむことをしぞ思ふ」〈伊勢・四九〉 3...