てき‐な・い
[形]《近世語》苦しい。せつない。「かう酔っては息が切れて出来ぬとこと、ああ—・い、—・い」〈滑・旧観帖・初〉
てん‐てん【展転/輾転】
[名](スル) 1 ころがること。回転すること。また、めぐること。「月と云者は…常に此地球の周囲を—と廻り歩く者にて」〈岡三慶・今昔較〉 2 寝返りを打つこと。「『ああ苦しい、苦しい…』と烈しく...
とり‐みだ・す【取(り)乱す】
[動サ五(四)] 1 だらしなく乱す。乱雑にする。また、取り散らかす。「服装を—・す」 2 心の落ち着きを失う。見苦しいようすをする。「人前で—・す」
トレドふうけい【トレド風景】
《原題、(スペイン)Vista de Toledo》エル=グレコの絵画。カンバスに油彩。縦121センチ、横109センチ。城塞都市トレドの重苦しい雰囲気の空と鮮やかな緑の丘を対比的に描く。グレコに...
どん‐つう【鈍痛】
にぶく重苦しい痛み。
ない‐じつ【内実】
1 内部の実情。うちまく。「苦しい—を訴える」 2 (副詞的に用いて)本当のところ。その実。「度を過ぎた親切に—迷惑している」
なき‐すが・る【泣き縋る】
[動ラ五(四)]泣きながらすがりつく。また、苦しい状況を訴えて援助を頼む。「夫の胸に—・る」
なにか‐しら【何かしら】
[副]《「なにかしらん」の音変化》 1 何かわからないあるものを示す。なにか。「行けば必ず—得るものがある」 2 理由などがはっきりしないことを示す。どういうわけか。なぜか。「苦しいままに、—気...
な・める【嘗める/舐める】
[動マ下一][文]な・む[マ下二] 1 舌の先でなでるように触れる。「切手を—・めてはる」「猫が毛を—・める」 2 舌の先で味をみる。また、そのようにして酒を少しずつ飲む。口に含んだものを舌で味...
なやまし・い【悩ましい】
[形][文]なやま・し[シク]《動詞「なや(悩)む」の形容詞化》 1 悩むことがあって苦しい。難儀である。「焦りと苛立ちの—・い日々を送る」 2 官能が刺激されて、心が平静でいられない。「—・い...