ずつう‐はちまき【頭痛鉢巻(き)】
《頭痛をこらえるため鉢巻きをするところから》めんどうなことが生じて、その対策に苦しむこと。「難題の解決に—だ」
せ‐がき【施餓鬼】
盂蘭盆(うらぼん)に寺などで、餓鬼道に落ちて飢餓に苦しむ無縁仏や生類(しょうるい)のために催す読経・供養。施餓鬼会(え)。《季 秋》「蜩や山の—の日盛に/白秋」
せば・める【狭める】
[動マ下一][文]せば・む[マ下二] 1 間隔を詰める。せまくする。「前車との間隔を—・める」「範囲を—・める」 2 苦しめる。また、肩身のせまい思いをさせる。「世に—・められて苦しむ人は」〈読...
せま・る【迫る/逼る】
[動ラ五(四)] 1 圧倒するような勢いで近づいてくる。押し寄せる。また、せり出している。「噴出した溶岩が人家に—・る」「激しく敵陣に—・る」「鬼気が身に—・る」「山が背後に—・っている地勢」 ...
せん‐うん【船暈】
船酔い。「—に苦しむ」
そ【楚】
[人名用漢字] [音]ソ(漢) [訓]すわえ しもと 1 すっきりとしたさま。「楚楚/清楚」 2 苦しむ。痛む。「苦楚・酸楚」 3 中国古代の国名。「楚囚/四面楚歌」 [名のり]たか
たしな・む【窘む】
[動マ四]苦しむ。なやむ。辛苦する。「行きてさまよひ、居てなげき、昼も夜も—・みて」〈出雲国風土記〉 [動マ下二]「たしなめる」の文語形。
ダニエルしょ【ダニエル書】
旧約聖書の預言書の一。ダニエルが書いたとする説もあるが、前2世紀ごろシリア王アンティオコス4世の迫害に苦しむユダヤ人を励ますためダニエルの名で書かれたとされる。後代の黙示文学に影響を与えた。
ついえ【費え/弊え/潰え】
1 費用。出費。かかり。「—がかさむ」「この商売を為すには莫大の—なれども」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 むだな出費。浪費。「十五銭も二十銭も取られてたいした—でもあるから」〈太宰・魚服記〉 3 ...
つう‐く【痛苦】
[名・形動]痛み苦しむこと。また、そのさま。苦痛。「甚だ—なる病に罹りしが」〈中村訳・西国立志編〉