き‐せい【希世/稀世】
世にまれなこと。世にまれなほどすぐれていること。希代。「—の英雄」
きん‐ぎょう【欽仰】
[名](スル)尊敬し慕うこと。きんこう。きんごう。「天才を—し、英雄を崇拝する心」〈鴎外・羽鳥千尋〉
きんぴか
浅田次郎の長編小説。平成4年(1992)刊行。のちに「三人の悪党」に改題。元やくざ・元自衛官・元エリート官僚の3人組を主人公とする悪漢小説。以後シリーズ化され、続編として「気分はピカレスク」「ピ...
きん‐ぼ【欽慕】
[名](スル)敬いしたうこと。敬慕。「英雄豪傑の気風を—し」〈藤村・春〉
ぎょくさん‐じ【玉山祠】
《Den Ngoc Son》ベトナムの首都ハノイの市街中心部、ホアンキエム湖に浮かぶゴックソン島にある祠堂。13世紀、陳朝の時代に創建。1865年に現在見られる白い建物が再建された。13世紀に元...
ギリシャ‐しんわ【ギリシャ神話】
古代ギリシャ民族が伝承した神話や伝説。主神ゼウスを中心に、オリンポスの神々や人間の英雄などが登場する。「イリアス」「オデュッセイア」のほか、多くの文芸作品に描かれ、ヨーロッパの文芸や美術に大きな...
ギルガメシュ【Gilgamesh】
古代メソポタミアの叙事詩中の半神半人の英雄。ウル第1王朝第5代の王であったが、親友エンキドゥの死をきっかけに不死を求めて放浪する。
くにとりものがたり【国盗り物語】
司馬遼太郎の長編歴史小説。戦国時代の英雄たちの姿を描く。昭和38年(1963)から昭和41年(1966)にかけて「サンデー毎日」誌に連載。単行本は「斎藤道三編」前後編、「織田信長編」前後編として...
クレルボ【Kullervo】
シベリウスの交響詩。ホ短調。5楽章。1892年作曲。フィンランドの英雄叙事詩「カレワラ」に基づく。編成はソプラノとバリトンの独唱、男性合唱および管弦楽。クレルボ交響曲。
くろ‐ほん【黒本】
江戸中期、赤本に次いで、延享(1744〜1748)ころから青本とともに婦女子の間で流行した草双紙(くさぞうし)の一。黒い表紙で、歌舞伎・浄瑠璃のあらすじや英雄伝などを題材にした絵本。黒表紙。