いしがき‐いちご【石垣苺】
石垣栽培の方法で栽培したイチゴ。《季 冬》
いちご【苺/莓】
バラ科の多年草または小低木の総称。また、その実。春から初夏に白色の花が咲き、のち赤い実が熟す。キイチゴ・クサイチゴ・ノイチゴ・ヘビイチゴなどがあるが、一般には実を食用とするため栽培されるオランダ...
オランダ‐いちご【オランダ苺】
バラ科の多年草。匍匐茎(ほふくけい)で繁殖し、全体に縮れた毛が密生。葉は3枚の小葉からなり、長い柄がある。春、白い5弁花を開き、実は卵形で赤く熟し、食用。南アメリカの原産で、日本には天保年間(1...
かじ‐いちご【梶苺/構苺】
バラ科の落葉小低木。海岸近くの山野に自生。葉は手のひら状に五〜七つに裂けていて、縁にぎざぎざがあり、カジノキに似る。初夏、白い5弁花を開き、実は淡黄色に熟し食べられる。とういちご。えどいちご。
き‐いちご【木苺】
バラ科キイチゴ属のうち、落葉低木の総称。モミジイチゴ・カジイチゴ・クサイチゴ・ラズベリーなど。茎・葉柄にとげが多く、春に白い花をつける。実は黄や赤色に熟し、食用。《季 花=春 実=夏》「谷くらく...
くさ‐いちご【草苺】
バラ科の草状の低木。山野に生え、高さ20〜60センチ。茎にはまばらにとげがあり、葉は羽状複葉で長い柄がある。春、白い花をつけ、実は熟すと赤くなり、食べられる。わせいちご。なべいちご。《季 夏》
くちなわ‐いちご【蛇苺】
ヘビイチゴの別名。
くま‐いちご【熊苺】
バラ科の落葉小低木。日当たりのよい山地に生え、茎にとげが多い。葉は広卵形で三〜五つに浅く裂ける。初夏、白い花をつけ、実は赤く熟し、食べられる。
くわ‐いちご【桑苺】
《イチゴに似ているところから》桑の実のこと。
しろばな‐の‐へびいちご【白花の蛇苺】
バラ科の多年草。深山の日当たりのよい所に生え、高さ10〜30センチ。匍匐茎(ほふくけい)を伸ばして増える。初夏、白い花を開く。実は赤く熟し食べられる。もりいちご。