ちゃ‐の‐ま【茶の間】
1 住居の中で、家族が食事やだんらんなどをする部屋。 2 茶室。 3 武家で1の雑用をつとめた女。茶の間女。「—の万がどれいと答へ出迎へば」〈浄・鑓の権三〉
ちゃ‐ばな【茶花】
茶室の床(とこ)に生ける花。季節に応じた花を投げ入れの方法で生ける。
つくばい【蹲/蹲踞】
茶室の庭先に低く据え付けた手水(ちょうず)鉢。
づくり【作り/造り】
[語素]《動詞「つく(作)る」の連用形から》 1 名詞の下に付いて、そのものを念を入れて作り上げる意、また、きちんと体裁を整える意を表す。「人—」「国—」「菊—」 2 名詞の下に付いて、そのもの...
ティールーム【tearoom】
喫茶室。喫茶店。
てまえ‐だたみ【手前畳/点前畳】
茶室で、茶道具が置かれ、主人が点茶をする場所の畳。道具畳。亭主畳。
どうあん‐がこい【道安囲い】
茶の湯で、茶室の客畳と点前(てまえ)畳との間に設けた仕切り壁。また、この形式の茶室。亭主は仕切り壁の内側で茶を点(た)て、仕切り壁につけた火灯口を開いて客に接する。
どう‐こ【洞庫】
茶室の点前畳(てまえだたみ)から亭主が座ったまま道具類の出し入れができるようにした押し入れ式の棚。洞庫棚。 [補説]道幸という人の考案ともいわれ、「道幸」または「道籠」「堂庫」とも書く。
なか‐いた【中板】
茶室のまん中に設けられた板敷き。客畳と手前畳との間に入れる板。
なか‐くぎ【中釘】
茶室の床の間の壁の中央に打ってある折れ釘型の金具。花入れなどを掛ける。