で‐すぎ【出過ぎ】
出過ぎること。また、そのさま。「—な(の)渋いお茶」「—者」
で‐ぢゃや【出茶屋】
出店の茶屋。街道筋などに出ている茶屋。掛け茶屋。
で‐ながれ【出流れ】
「出涸(でが)らし」に同じ。「—の温(ぬる)い茶をついで呉れた」〈花袋・田舎教師〉
で‐はじめ【出始め/出初め】
出まわりだして間のないこと。出たばかり。「新茶の—」
で‐ばな【出花】
番茶・煎茶(せんちゃ)に湯を注いだばかりの香味のよいもの。「鬼も十八、番茶も—」「—を入れ替えて参りました、さあどうぞ」〈左千夫・春の潮〉
デミタス【(フランス)demi-tasse】
《半分の茶碗の意》コーヒー用の小型カップ。また、それについだコーヒー。主に食後に飲む。
で‐もの【出物】
1 売りに出されている中古品や不動産など。「良い—がある」 2 吹き出物。おでき。 3 おなら。屁(へ)。 4 客に出す料理。また、芝居茶屋が客席の見物客に出す茶菓・弁当。 5 芝居などのだしも...
でん‐せい【伝世】
後世に伝えること。子孫代々受け継ぐこと。「—の名物茶碗」
とう【筒】
[常用漢字] [音]トウ(漢) [訓]つつ 〈トウ〉中の突き抜けた円柱状の管。「円筒・煙筒・気筒・水筒・封筒・発煙筒」
〈つつ(づつ)〉「筒先/井筒・大筒・茶筒・花筒・筆筒」 [名のり]まる...
とうかいどうよしだ【東海道吉田】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。東海道吉田は現在の愛知県豊橋市付近。街道沿いの茶屋でくつろぐ人々と、茶屋の奥から見える富士山の眺望を描いたもの。