はい‐かつぎ【灰被ぎ】
1 《「はいかづき」とも》炭火などが燃えるにつれて、白い灰に覆われること。 2 天目茶碗(てんもくぢゃわん)の一。釉(うわぐすり)に灰をかぶったような独特の模様を呈したもの。はいかむり。
はい‐さじ【灰匙】
茶の湯の炭手前で、灰をすくって炉の中にまいたり、風炉(ふろ)の灰をならしたりするのに用いる匙。多く金属製。灰杓子(はいじゃくし)。
はい‐ぜん【配膳】
[名](スル)食膳を客の前に配ること。料理や箸・茶碗などを食卓に出すこと。「客室ごとに—する」「—係」
ハイ‐ティー【high tea】
英国で、午後5〜6時ごろの肉料理など食事つきのお茶。
はいふうすえつむはな【誹風末摘花】
川柳集。4編4冊。似実軒酔茶(にじつけんよいちゃ)ほか編。安永5〜享和元年(1776〜1801)刊。川柳評の万句合(まんくあわせ)などから好色的な句を集めたもの。
はい‐ぶん【俳文】
俳諧的な感覚で書かれた詩的散文。俗語・雅語・故事の使用など修辞上に特色があり、簡潔・機知的な表現で含蓄に富む。文に句を配したものも多い。松尾芭蕉の「奥の細道」、横井也有(よこいやゆう)の「鶉衣(...
はえ【蠅】
双翅(そうし)目イエバエ科および近縁の科の昆虫の総称。体長約1センチ。翅(はね)は、後ろ翅が退化して棒状となっているため、一対。体は黒色・褐色で、頭部に大きな複眼と3個の単眼があり、触角は短い。...
は‐おち【羽落ち】
茶釜で、胴と底との間の羽を欠いたもの。また、その部分の名。
はき‐こみ【掃(き)込み】
茶席で、客の前で炭をついだのち、羽箒(はぼうき)で道具や畳を掃くこと。
はぎだいみょう【萩大名】
狂言。和歌好きの亭主の茶屋へ萩見物に行く大名が、太郎冠者に1首の和歌を教えられるが、いざとなると下の句を忘れてしまう。