なが‐ぞうり【長草履】
普通の長さの草履。足半(あしなか)に対していう。
なぎなた‐ぞうり【長刀草履】
はきふるして形がくずれ、なぎなたのように長くのび曲がってしまった草履。
なら‐ぞうり【奈良草履】
奈良産の金剛(こんごう)草履。
ぬの‐ぞうり【布草履】
古布などを細く裂いたものを編んで作る草履。室内で履く。
はちく‐ぞうり【淡竹草履】
ハチクの皮で作った草履。
ひやめし‐ぞうり【冷(や)飯草履】
緒も台もわらで作った粗末なわら草履。
ふく‐ぞうり【福草履】
藺(い)で編み、鼻緒を太くして白紙を巻いた草履。
ふじくら‐ぞうり【藤倉草履】
藺(い)で編み、白木綿や茶木綿などの鼻緒をつけた草履。
へちま‐ぞうり【糸瓜草履】
さらして白くしたヘチマの実の繊維を重ねて作った草履。
むしゃ‐ぞうり【武者草履】
「武者草鞋(わらじ)」に同じ。