そう‐たい【草体】
草書の書体。草書体。
そう‐ひつ【草筆】
草書で書くこと。
そうぶん‐こばん【草文小判】
文政小判の異称。裏面に草書体で「文」の字がある。草字小判。→文政金銀
そう‐みょう【草名】
草書体の署名。特に、名前の2字を合わせて1字のような形に書いたもの。そうな。→花押(かおう) →書き判
そう‐もじ【草文字】
草書体の文字。草字。
そう‐れい【草隷】
1 草書と隷書。転じて、書道。 2 古く、隷書を簡略化したもの。草書。
つづけ‐じ【続け字】
文字の一画一画、または一字一字を離さないで続けて書くこと。また、その文字。草書や連綿体の類。
ぶんせい‐きんぎん【文政金銀】
江戸幕府が文政年間に鋳造を始めた金銀貨。二分金・一朱金・一朱銀の新鋳と、小判・一分金・二分金・丁銀・豆板銀・二朱銀の改鋳とがある。背面に草書の「文」の字があるものを草文・草文字金銀・新文字金銀と...
へまむし‐にゅうどう【ヘマムシ入道】
文字遊戯の一。片仮名のヘマムシの4文字で頭部横顔を、草書の入道の2字でからだを書き表したもの。→ヘマムショ入道
ほんぞうずふ【本草図譜】
江戸後期の本草書。96巻。岩崎灌園著。文政11年(1828)刊。約2000種の植物を写生・彩色し、山草・湿草・毒草などに分類したもの。