風(かぜ)に靡(なび)く草(くさ)
《「論語」顔淵から》権力者のいうがままになる人民、または、徳の高い人に服従する小人(しょうじん)をたとえた言葉。
かたしろ‐ぐさ【片白草】
ハンゲショウの別名。《季 夏》
かたばみ【酢漿草】
1 カタバミ科の多年草。道端などに生える。茎は地をはい、多数の小枝を出す。葉は3枚の小葉からなる複葉で、紅紫色のものもあり、夜は閉じる。春から秋、黄色い5弁花を開く。果実は円柱形で、熟すとはじけ...
かたらい‐ぐさ【語らひ種】
話のたね。かたりぐさ。「万代(よろづよ)の—といまだ見ぬ人にも告げむ」〈万・四〇〇〇〉
かたり‐ぐさ【語り種】
いつまでも人の口に上るような話題。話のたね。かたらいぐさ。「のちのちまでの—になる」
かちょう‐ぐさ【蚊帳草】
カヤツリグサの別名。
かつみ‐ぐさ【勝見草】
マコモの古名。〈日葡〉
かなぐちのまきタバコ【金口の巻煙草】
大下宇陀児の短編探偵小説。大正14年(1925)「新青年」誌に掲載された著者のデビュー作。
かなびき‐そう【鉄引草】
ビャクダン科の多年草。草地に生え、他の草の根に寄生。高さ10〜25センチ。茎は細く、葉は線形で白みを帯びる。初夏、外面が淡緑色で内面が白色の筒状の小花が咲く。
かな‐むぐら【金葎/葎草】
アサ科の蔓性(つるせい)の一年草。野原や荒れ地に生える。茎や葉柄にとげが多く、他に絡みつく。葉は七つに裂けていて、ざらつく。雌雄異株。夏から秋にかけ、淡黄緑色の小花を多数つける。やえむぐら。《季 夏》