こいわすれぐさ【恋忘れ草】
北原亜以子の短編小説。江戸時代の女絵師が主人公。平成5年(1993)刊行。同年、第109回直木賞受賞。
こうおう‐そう【紅黄草】
マリーゴールドの別名。
こうしゅう‐タバコ【甲州タバコ】
甲斐国産のタバコ。竜王。
こうしん‐そう【庚申草】
タヌキモ科の多年生の食虫植物。日本特産。高い山の岩壁に生える。ムシトリスミレに似るが、全体に小さく、葉に粘液があって虫を捕らえる。夏、約8センチの茎を出し、淡紫色の花を開く。栃木県日光市の庚申山...
こう‐そう【香草】
よい香りのする草。
こうもり‐そう【蝙蝠草】
キク科の多年草。高さ60〜90センチ。葉は三角状ほこ形で、三つに裂け、翼を広げたコウモリを思わせる。9、10月ごろ、淡紫色の小さな頭状花を多数つける。
こうや‐の‐まんねんぐさ【高野の万年草】
コウヤノマンネングサ科の蘚(せん)類。横にはう地下茎から直立茎を出し、その先に枝を羽状に出す。高野山では乾燥させたものをお守りにする。こうやのまんねんごけ。
こくぶ‐タバコ【国分タバコ/国府タバコ】
国分地方に産する上質のタバコ。元禄(1688〜1704)ごろから賞用された。
こごめ‐ぐさ【小米草】
ハマウツボ科の一年草。山地の草原に生え、高さ10〜20センチ。葉は卵形。夏、白い小花をつける。いぶきこごめぐさ。
こじ‐そう【虎耳草】
ユキノシタのこと。葉を民間薬として解熱・解毒・消炎に用いる。