つち‐あけび【土通草/土木通】
ラン科の多年草。木陰に生える菌従属栄養植物。高さ約50センチ、茎は太く直立し葉がなく、全体が黄褐色。初夏、淡黄色の花を総状につける。果実は肉質で赤く、アケビに似る。果実を干したものは土通草(どつ...
つづみ‐ぐさ【鼓草】
タンポポの別名。
つぼ‐くさ【壺草/坪草】
1 セリ科の多年草。野原に生え、茎は地をはい、節からひげ根を出す。葉は円形で長い柄があり、夏に淡紅紫色の小花が咲く。くつくさ。 2 カキドオシの別名。
つまとり‐そう【褄取草】
サクラソウ科の多年草。高山に生え、高さ約10センチ。茎の上部に細長い葉が数枚集まってつく。夏、白い花を開く。花冠は7裂し、淡紅色の縁どりがある。つまとりぐさ。
つみ‐くさ【摘(み)草】
[名](スル)春、野原で若菜や草花を摘むこと。草摘み。「土手で—する」《季 春》
つめ‐くさ【爪草】
ナデシコ科の一年草、二年草。各地の道端などに生え、高さ5〜15センチ。葉は対生し、鳥の爪のように線形で細い。春から夏にかけ、白い小さな5弁花を開く。たかのつめ。
つめ‐くさ【詰草】
シロツメクサの別名。
つゆ‐くさ【露草】
ツユクサ科の一年草。道端に生え、高さ15〜50センチ。葉は長卵形で、基部は鞘(さや)となって茎を囲む。夏、二つ折りの苞(ほう)に包まれた青い花をつける。花びらは3枚あるが、1枚は小さい。古くは花...
つりがね‐そう【釣鐘草】
釣鐘形の花をつける草。ツリガネニンジン・ホタルブクロなど。《季 夏》
つりふね‐そう【釣船草】
ツリフネソウ科の一年草。山野の水辺に生え、高さ約50センチ。全体に柔らかく、茎は紅紫色で節がふくらむ。秋、葉のわきから紅紫色の花が数個垂れ下がってつき、帆掛け船をつり下げたように見える。ツリフネ...