はぶ‐そう【波布草】
マメ科の一年草。高さ約1メートルに達し、葉は羽状複葉。夏、黄色の5弁花を開き、円柱状の豆果ができる。種子は緑色で円盤状をなす。熱帯に産し、日本には江戸時代に渡来。種子を緩下薬や黄色染料に用い、ま...
はま‐べんけいそう【浜弁慶草】
ムラサキ科の多年草。本州北部から北の海岸の砂地に自生。よく分枝して地に広がり、葉は楕円形で厚い。夏、青紫色の釣鐘形の花を多数つける。葉を食べると牡蠣(かき)の味がすることから、野菜としても栽培さ...
はる‐くさ【春草】
春になってもえ出る草。若草。しゅんそう。《季 春》
はるのくさ【春の草】
石川利光の短編小説集。昭和26年(1951)刊行。同年、第25回芥川賞受賞。
はる‐の‐たむらそう【春の田村草】
シソ科の多年草。山地に生え、高さ10〜20センチ。葉は羽状複葉。4〜6月、白い唇形の花が数段輪生して咲く。紀伊半島から西に分布。
はる‐の‐ななくさ【春の七草】
正月7日の七草粥(ななくさがゆ)に入れる7種の若菜。芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)(ハハコグサ)・繁縷(はこべら)・仏(ほとけ)の座(タビラコ)・菘(すずな)(カブ)・蘿蔔(すずしろ...
はんごん‐そう【反魂草】
キク科の多年草。中部地方以北の深山に自生。高さ1〜2メートル。茎はやや紫色を帯び、葉は羽状に深く裂けている。7〜9月、多数の黄色い頭状花を開く。若芽は食用。
ばいけい‐そう【梅蕙草】
シュロソウ科の多年草。深山の湿地に自生し、高さ1〜1.5メートル。広楕円形の葉を互生。7月ごろ、白い6弁花を円錐状につける。根茎にアルカロイドを含み、農業用殺虫剤に使用。
ばべん‐そう【馬鞭草】
クマツヅラの別名。
パナマ‐そう【パナマ草】
パナマソウ科の多年草。葉はヤシに似て、円形で手のひら状に四つに裂け、各裂片がさらに細かく裂けており、2〜3メートルの長い柄をもつ。雄花と雌花とが集まった太い穂をつける。葉をパナマ帽などの編み物細...