ものみ‐ぐさ【物見草】
マツの別名。
もも‐くさ【百草】
多くの草。いろいろの草。千草(ちぐさ)。「—の花のひもとく秋の野を」〈古今・秋上〉
ももよ‐ぐさ【百代草/百夜草】
草の名。菊・ヨモギ・ツユクサなどに当てる。
もろこし‐そう【唐土草】
サクラソウ科の多年草。暖地の山地や海岸付近に自生。高さ20〜50センチ。葉は両端がとがり、互生する。初夏、黄色い花を下向きに開く。花びらは深く5裂している。実は球形で灰白色。やまくねんぼ。
もろは‐ぐさ【両葉草】
フタバアオイの別名。
やき‐くさ【焼き草】
1 物を焼くのに用いる枯れ草。また、火勢を助けるための草。「—を積んで櫓(やぐら)を落とさんとしける時」〈太平記・一七〉 2 身を滅ぼすもと。「知恵才覚も芸能も美男も心の味だても、皆これ傾城(け...
やくし‐そう【薬師草】
キク科の越年草。山地の日当たりのよい所に生え、高さ約60センチ。茎は堅く、切ると白い乳液が出る。葉は長楕円形で、形が薬師如来の光背を思わせ、基部は茎を抱く。夏から秋、黄色い頭状花を多数開く。
やく‐そう【薬草】
薬に用いる植物。薬用植物。
やぐるま‐そう【矢車草】
1 ユキノシタ科の多年草。深山に生え、高さ約1メートル。茎は直立し、葉は大きく、3〜5枚の小葉からなる手のひら状の複葉で、矢車に似る。夏、白い小花を円錐状につける。 2 ヤグルマギクの別名。
や‐そう【野草】
山野に自生する草。野の草。