び‐こう【備荒】
前もって凶作や災害に備えておくこと。「—貯蓄」
ます‐ら【益荒】
《「増す」に接尾語「ら」の付いた語》神や男性の雄々しくりっぱなようすをいう語。また、そのような神や男性。「越(こし)を治めに出(い)でて来し—我すら」〈万・三九六九〉
もと‐あら【本荒】
木がまばらに生えていること。一説に、根元に花も葉もないこと。「宮城野の—の小萩露を重み風を待つごと君をこそ待て」〈古今・恋四〉
やま‐あらし【山荒/豪猪】
齧歯(げっし)目ヤマアラシ科の哺乳類の総称。頭胴長35〜90センチ、尾長17〜23センチ。体の上面に針状の中空の剛毛が生えている。敵が近づくと体を震わせて音をたてたり、毛を逆立てたりして身を守る...