きぎくしらぎく【黄菊白菊】
大町桂月の詞華集。明治31年(1898)刊。美文韻文黄菊白菊。
きく【菊】
1 ㋐キク科の多年草。日本の代表的な花の一。主に秋に咲き、花の色・形などにより、非常に多くの品種があり、大きさにより大菊・中菊・小菊と大別される。古く中国から渡来したとされ、江戸時代には改良が進...
きく【菊】
《原題、(イタリア)I Crisantemi》プッチーニの弦楽四重奏曲。嬰ハ短調。全1楽章。1890年作曲。オペラ「マノンレスコー」の第4幕で歌われる二重唱の主題として転用された。菊の花。
きく【菊】
[常用漢字] [音]キク(呉)(漢) 植物の名。キク。「菊花/寒菊・観菊・残菊・白菊(しらぎく)・野菊(のぎく)・乱菊・除虫菊」 [名のり]あき・ひ
きぶね‐ぎく【貴船菊】
シュウメイギクの別名。貴船山に多い。《季 秋》「菊の香や垣の裾にも—/秋桜子」
きんけい‐ぎく【錦鶏菊】
キク科の一年草または二年草。高さ50〜60センチ。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。夏、周辺が黄色で中心が紫褐色の頭状花を開く。北アメリカ南部の原産。《季 夏》
くれない‐ぎく【紅菊】
襲(かさね)の色目の名。表は紅、裏は青。秋に用いる。
こうりん‐ぎく【光琳菊】
尾形光琳が創始した、装飾的な菊の図柄。
こ‐ぎく【小菊】
1 観賞用に栽培される花の小さい菊。《季 秋》 2 薄手で小判の和紙。懐紙としてのほか、茶の湯の釜敷(かましき)や鼻紙などに利用される。
こ‐はまぎく【小浜菊】
キク科の多年草。太平洋岸の岩上に自生。高さ15〜30センチ。葉は切れ込みのある広卵形。秋から冬、白い頭状花をつけ、のち紅紫色に変わる。