くろ‐こうじきん【黒麹菌】
黒褐色の胞子をつくる麹菌の総称。沖縄・鹿児島・伊豆諸島などで泡盛や芋焼酎などの製造に用いられる。→白麹菌 →黄麹菌 [補説]発酵の過程で大量のクエン酸を生成し、これが雑菌の増殖を抑えるため、暖地...
くろぼ‐きん【黒穂菌】
担子菌類の一種。黒穂病を起こさせ、黒い胞子を飛散する。
グラムいんせい‐きん【グラム陰性菌】
グラム染色によって染色されない細菌の一群。細胞膜は2層。チフス菌・赤痢菌・大腸菌・ペスト菌・コレラ菌など。
グラムようせい‐きん【グラム陽性菌】
グラム染色によって染色される細菌の一群。細胞膜は1層。結核菌・ジフテリア菌・破傷風菌・ぶどう球菌など。
けっかく‐きん【結核菌】
結核の病原菌。細長い桿菌(かんきん)で、1882年にコッホが発見。
けんきせい‐さいきん【嫌気性細菌】
酸素の存在する環境では生活が困難または不可能な細菌。乳酸菌・破傷風菌など。→好気性細菌
ゲルトナー‐きん【ゲルトナー菌】
《Gärtner's bacillus》サルモネラ菌の一種で、食中毒の原因菌の一つ。腸炎菌。
げんいん‐きん【原因菌】
食中毒や感染症などを引き起こすもととなる細菌。食中毒における、サルモネラ菌・腸炎ビブリオ菌・病原性大腸菌など。
こうアルカリ‐きん【好アルカリ菌】
phが9以上の環境で生育できる微生物。そのうちph9以上でのみ生育する絶対好アルカリ菌と、ph9未満でも以上でも生育できる通性好アルカリ菌とに分類される。好アルカリ性菌。
こうえん‐きん【好塩菌】
ある濃度以上の食塩が存在する所でだけ発育・増殖する細菌。食中毒の原因となるものもある。好塩細菌。