かしわ‐もち【柏餅】
1 しんこ餅を平たく楕円形にのし、小豆あんや味噌あんを入れて二つ折りにし、カシワの若葉で包んで蒸した菓子。端午の節句の供物とする。《季 夏》「手づくりの—とて志野の皿/秋桜子」 2 二つ折りにし...
か‐じつ【果実】
1 種子植物の花の子房が発達・変化したもの。中に種子を含む。狭義には、成熟した子房が主部になる真果(しんか)をさし、花托など子房以外の部分が主部になるものを仮果として区別することもある。果皮の性...
か‐じょう【嘉祥/嘉定】
室町時代末から始まった年中行事。陰暦6月16日に疫病を防ぐため、16個の餅(もち)や菓子を神前に供えてから食べた風習。江戸時代には主君が家臣に菓子を賜る行事となり、民間では16文で菓子を買って笑...
かじり‐ちら・す【齧り散らす】
[動サ五(四)] 1 あちらこちらを少しずつかじる。「菓子を—・して残す」 2 あれこれと手をつけてはすぐやめる。「外国語をいくつも—・す」
カスタード‐クリーム【custard cream】
カスタードにコーンスターチまたは小麦粉を加えて煮上げたクリーム。シュークリームの皮の中に詰めるほか、各種の菓子に用いる。
カスタード‐ソース【custard sauce】
卵黄・牛乳・砂糖、場合によりコーンスターチなどのでんぷんを加え、とろりとなるまで加熱した洋菓子用のソース。アングレーズソース。
カスタード‐プディング【custard pudding】
カスタードを型に入れて蒸した、半固体の滑らかな菓子。カスタードプリン。プリン。
カステラ
《(ポルトガル)pâo de Castelhaから。カスティーリャのパンの意》小麦粉・鶏卵・砂糖などをまぜて焼いた菓子。室町末期にポルトガル人が長崎に伝えた。カステーラ。
カスドース
17世紀初め南蛮貿易で栄えた長崎県平戸市に伝わる南蛮菓子。短冊形のカステラを卵黄に浸し、糖蜜をかけ、砂糖をまぶしたもの。商標名。
かたくり‐こ【片栗粉】
カタクリの地下茎から作られる白色のでんぷん。料理や菓子材料などに用いる。現在、多くはジャガイモのでんぷんで代用。