グラッセ【(フランス)glacé】
1 にんじんなどを、バターを加えた煮汁でつやよく煮たもの。バター煮。つや煮。 2 砂糖汁や蜜などで煮た菓子。「マロン—」
けい‐しん【桂心】
1 ニッケイの樹皮の外皮を除いたもの。薬用とする。「—といふ薬はこの国にも候ひければ」〈今昔・二四・一〇〉 2 唐菓子(とうがし)の一。餅で宝冠の形に作り、上にニッケイの粉末をつけたもの。
けいひ‐ゆ【桂皮油】
セイロンニッケイ(シナモン)などの樹皮や葉を蒸留して得られる黄色の香油。菓子・石鹸(せっけん)の香料、医薬などに使用。肉桂油。
けいらん‐そうめん【鶏卵素麺】
糖蜜の中に卵黄をそうめん状に細く流し入れて固めた菓子。博多の銘菓。
けし‐やき【芥子焼(き)】
1 密教で、カラシナの種子を用いて護摩(ごま)をたくこと。 2 江戸時代の菓子の一。紅梅焼きのような方形のせんべいの面に芥子粒をつけたもの。
け‐そく【華足/花足】
1 机や台などの脚の先端を、外側に巻き返して蕨手(わらびで)としたもの。また、その脚のついたもの。 2 仏に供える、餅(もち)・菓子の類。もと、供え物を盛る器のこと。 3 足付きの膳(ぜん)の一...
けんじょう‐がし【献上菓子】
1 主君や貴人など身分の高い人に差し上げる菓子。 2 室町時代、白砂糖を用いて作った上等な菓子。白砂糖の使用は身分の高い者だけに限られていたため、一般の雑菓子(ぞうがし)に対していう。
けん‐ぴん【巻餅】
《「ぴん(餅)」は唐音》餅菓子(もちがし)の一。小麦粉・白砂糖・クルミ・黒ごまなどをこね合わせて薄く伸ばして焼き、丸く巻いて小口切りにしたもの。けんぴ。けんぴやき。
ケーキ【cake】
小麦粉に砂糖・卵・油脂類・牛乳・香料などを混ぜて焼いた洋菓子。また、それをベースにして生クリームや果物を加えて作った菓子。
ケーキ‐ドーム【cake dome】
ケーキなどの菓子を、室内のほこりや乾燥から守る、半球形または円筒形のカバー。多くはガラス製やプラスチック製で、中が見えるようになっている。ケーキをホールのまま、形を崩さずに保存できる。