ぶ‐さい【無菜】
[名・形動ナリ]副食物の少ないこと。食事が粗末なこと。また、そのさま。「我は貧々としてかなしうて—な物を食ふ」〈玉塵抄・一〉
ぶた‐な【豚菜】
キク科の多年草。ヨーロッパ原産の帰化植物。タンポポに似るが、花茎は細く、高さ50センチ以上になる。たんぽぽもどき。
ブランド‐やさい【ブランド野菜】
特定の品種や産地を指定して商品化した野菜。練馬ダイコン(東京)、九条ネギ(京都)など。
へつも‐は【辺つ藻葉/辺つ藻菜】
「辺(へ)つ藻」に同じ。「青海(あをみ)の原に住む物は…奥つ藻菜、—に至るまでに」〈祝詞・祈年祭〉
ベビー‐やさい【ベビー野菜】
葉や実が成長しないうちに収穫した野菜。ベビーリーフ、ベビーコーン(ヤングコーン)などがある。→ミニ野菜
ほし‐な【干(し)菜/乾し菜】
「干葉(ひば)」に同じ。《季 冬》
まつ‐な【松菜】
ヒユ科の一年草。海岸の砂地に生え、高さ約1メートルにもなる。よく分枝し、葉は線形で密に互生する。夏から秋、葉の付け根に緑色の小花をつける。若芽は食用。
まびき‐な【間引き菜】
間引いた若菜。つまみ菜。《季 秋》「—やそそぎ上たる鴨の水/嘯山」
ままこ‐な【飯子菜】
ハマウツボ科の半寄生性の一年草。山地に生え、高さ約50センチ。長卵形の葉が対生する。夏、紅紫色の唇形の花を総状につける。名は、若い種子が米粒に似るからとも、下唇に米粒状の白斑があるからともいう。
みず‐な【水菜】
1 キョウナの別名。《季 春》 2 イラクサ科の一・二年草。山中の湿地に生え、高さ30〜60センチ。茎は紅色を帯び、葉はゆがんだ長楕円形で縁にぎざぎざがあり、先がとがる。茎は食用。うわばみそう。...