ほうそう‐げ【宝相華】
唐草文様の一種。唐草に、架空の5弁花の植物を組み合わせた空想的な花文。中国では唐代、日本では奈良・平安時代に装飾文様として盛んに用いられた。宝相華文。
ほっ‐け【法華】
「法華宗」の略。
「法華経(ほけきょう)」に同じ。
まか‐まんじゅしゃげ【摩訶曼珠沙華】
天上に咲くという赤い大きな蓮華(れんげ)。
まか‐まんだらげ【摩訶曼陀羅華】
天上に咲くという白い大きな蓮華(れんげ)。
まんじゅしゃげ【曼珠沙華】
1 《(梵)mañjūṣakaの音写。如意花などと訳す》仏語。白色柔軟で、これを見る者はおのずから悪業を離れるという天界の花。 2 ヒガンバナの別名。《季 秋》
まんだらけ【曼陀羅華】
《「まんだらげ」とも》 1 《(梵)māndāravaの音写。天妙華・悦意華などと訳す》仏語。諸仏出現のときなどに天から降り、色が美しく、芳香を放ち、見る人の心を楽しませるという花。 2 チョウ...
みず‐の‐はな【水の花/水の華】
1 湖沼や海で植物プランクトンなどが異常に繁殖し、水面の色合いを変える現象。夏に多くみられる。藻類ブルーム。→青粉(あおこ) 2 ハスの花。 3 鮎(あゆ)や鱸(すずき)をいう女房詞。
むう‐げ【無憂華】
⇒むゆうげ(無憂華)
むゆう‐げ【無憂華】
《(梵)aśokaの訳。悲しみがない意。阿輸迦と音写》ムユウジュの花。インドの文学では瑞兆を表すのに用いられる。むうげ。
ゆ‐の‐はな【湯の花/湯の華】
1 鉱泉や温泉の噴き出し口や流路に生じる沈殿物や付着物。硫黄(いおう)泉の硫黄、石灰泉の石灰華、珪酸泉の珪華など。ゆばな。温泉華。スケール。 2 「湯垢(ゆあか)1」に同じ。