あん【庵/菴】
[名] 1 世捨て人や僧侶などの閑居する小さな草葺(くさぶ)きの家。草庵。いおり。「—を結ぶ」 2 大きな禅寺に付属している小さな僧房。 [接尾]文人・茶人やそれらの人の住居、また料亭などの...
いお【庵/廬/菴】
「いおり1」に同じ。「軒端(のきば)の松を寂しき—の友として」〈露伴・二日物語〉
いおり【庵/廬/菴】
1 草木や竹などを材料としてつくった質素な小屋。僧・隠者などが住む小さな住居や、農作業などの仮小屋。また、自分の家を謙遜していう。草庵(そうあん)。いお。くさのかりや。「—を結ぶ」 2 軍隊の一...
はい‐れん【海菴】
カライワシ科の海水魚。全長50センチ以上になる。体は細長く、側扁し、背びれの後端が糸状に伸びている。稚魚は葉形をしたレプトセファルス期を経て成長。西太平洋からインド洋の沿岸に多く、淡水域にも入る...
むりん‐あん【無鄰菴】
京都市左京区にある邸宅。明治・大正時代の元老山県有朋が別荘として造営した。明治29年(1896)完成。庭園は名園として知られ、国の名勝に指定されている。