きんえん‐らくご【禁演落語】
太平洋戦争開戦直前の昭和16年(1941)10月から昭和21年(1946)9月まで、時局にふさわしくないとして上演が自粛された落語。「明烏(あけがらす)」「居残り佐平次」など花柳界・間男・泥棒な...
くまこう‐はちこう【熊公八公】
《落語などに出てくる庶民を代表する二人の名から》無教養ではあるが善意の庶民をいう称。熊さん八つぁん。
げい‐にん【芸人】
1 俳優・落語家など、演芸を職業とする人。「大道—」 2 芸のうまい人や多芸の人。「営業部の部員は—ぞろいだ」
げい‐のう【芸能】
1 映画・演劇・落語・歌謡・音楽・舞踊など、主に大衆演芸向けの娯楽の総称。「古典—」「—人」 2 学問・芸術・技能などについてのすぐれた能力。「社会上の地位は何できまると云えば…第三には—で極る...
げいのう‐かい【芸能界】
映画・演劇・落語・歌謡・音楽・舞踊などの技芸で生活する人々の社会。芸能人の社会。芸界。
げた‐ばこ【下駄箱】
1 玄関などに置いて、履物を入れておく箱・棚。 2 上方落語で、噺家(はなしか)が用いる見台(けんだい)のこと。1に似ているところからいう。
こくりつ‐えんげいじょう【国立演芸場】
東京都千代田区にある演芸場。昭和54年(1979)の開館。主に落語など演芸の公演が行われている。
ここんてい【古今亭】
落語家の芸名の一。
ここんてい‐しんしょう【古今亭志ん生】
[1890〜1973]落語家。5世。東京の生まれ。本名、美濃部孝蔵。天衣無縫・八方破れといわれる芸風と生活で、昭和の落語を代表する存在になった。得意の演目は「火焔(かえん)太鼓」「文七元結(ぶん...
ここんてい‐しんちょう【古今亭志ん朝】
[1938〜2001]落語家。3世。東京の生まれ。本名、美濃部強次(きょうじ)。5世志ん生の次男。10世金原亭馬生の弟。入門から5年という異例のスピードで真打に昇進。明快、軽妙な語り口で人気を博...