は‐らん【葉蘭】
キジカクシ科の常緑多年草。地中をはう根茎の節から葉を出し、葉は長さ30〜50センチの長楕円形。4月ごろ、地面近くに紫褐色の花を開く。中国の原産で、庭園などに植え、斑入りの品種もある。根茎を利尿・...
は‐わけ【葉分け】
風や月光、霜などが葉と葉を分けて、間に入り込むこと。また、1枚1枚の葉。「朝日さす光を見ても玉笹の—の霜を消(け)たずもあらなむ」〈源・藤袴〉
は‐わさび【葉山葵】
ワサビの葉と茎。おひたしや醤油漬けなどにして食べる。つぼみのついたものは花わさびという。
葉(は)を欠(か)いて根(ね)を断(た)つ
枝葉を除こうとして、大切な根をだめにしてしまう。小さな欠点を除こうとして、肝心な根本をだめにしてしまうことのたとえ。
葉(は)を截(た)ちて根(ね)を枯(か)らす
葉を切って大切な根まで枯らしてしまう。元も子も無くしてしまうことのたとえ。
ひら‐で【枚手/葉手/葉盤】
大嘗会(だいじょうえ)などの際、菜菓などを盛って神に供えた器。数枚の柏(かしわ)の葉を竹ひごなどで刺しとじて円く作ったもの。後世、この形の土器(かわらけ)をもいう。枚次(ひらすき)。
ヤルカンド【Yarkand】
中国、新疆(しんきょう)ウイグル自治区南西部のオアシス都市。タリム盆地西縁にあり、古来、隊商交易路の要衝で、農畜産物の集散地として発達。莎車(さしゃ)。 [補説]「葉爾羌」とも書く。
よう【葉】
[名]木の葉の縁(ふち)のような、とがった切れ込み。「これは—の入りて、木にて縁をしたりければ」〈徒然・三三〉 [接尾]助数詞。 1 木の葉や紙など、薄いものを数えるのに用いる。「三—の写真...
よう【葉】
[音]ヨウ(エフ)(呉)(漢) ショウ(セフ)(呉)(漢) [訓]は [学習漢字]3年 〈ヨウ〉 1 草や木のは。「葉柄・葉緑素/荷葉・紅葉(こうよう)・子葉・枝葉・霜葉・単葉・竹葉・嫩葉(ど...
ようえ‐かんのん【葉衣観音】
三十三観音の一。赤蓮華座または白蓮華座に左膝を立てて座る姿に表され、二臂(ひ)または四臂。