もみじ‐ば【紅葉/黄葉】
《上代は「もみちば」》紅または黄に色づいた木の葉。もみじ。《季 秋》
もん‐よう【門葉】
一門につながる人々。同族。また、一門の分かれ。「—たる者帰敬せずといふことなし」〈平家・七〉
やさしいことば【やさしい言葉】
石垣りんの第4詩集。昭和59年(1984)刊行。
やすめ‐ことば【休め言葉】
詩歌などで、特に意味はないが、調子を整えるために置く言葉。休め字。「山の山鳥」の「山の」のようなもの。
やそ‐ば【八十葉】
葉が多くついて茂っていること。また、その葉。「百(もも)足らず—の木は大君ろかも」〈仁徳紀・歌謡〉
やっこ‐ことば【奴詞】
江戸時代、奴2や侠客(きょうかく)が使った言葉。「涙」を「なだ」、「冷たい」を「ひゃっこい」、「事だ」を「こんだ」という類。六方詞(ろっぽうことば)。
やない‐ば【柳葉】
1 柳の葉の形をした鏃(やじり)。 2 鐙(あぶみ)の、足をのせる部分の周縁部の名。
やなぎ‐ば【柳葉】
1 柳の葉。りゅうよう。 2 ⇒やないば1
やま‐ことば【山言葉/山詞】
1 忌み詞の一。猟師・きこりなどが、山に入ったときだけ用いる特殊な言葉。水を「わっか」、狼を「やみ」などという類。 2 鷹匠(たかじょう)が用いる特殊な言葉。鷹詞(たかことば)。
やまと‐ことのは【大和言の葉】
1 「やまとことば1」に同じ。 2 「やまとことば2」に同じ。「伊勢、貫之(つらゆき)に詠(よ)ませ給へる—をも」〈源・桐壺〉