あか‐ばな【赤花】
1 アカバナ科の多年草。湿地に生え、高さ約15〜90センチ。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。夏、淡紅紫色の4弁花が咲く。アカバナ科の双子葉植物にはオオマツヨイグサなども含まれる。 2 染め色の...
あかぼし‐びょう【赤星病】
ナシ・リンゴ・タバコなどの葉の表面に銹病菌(さびびょうきん)などが寄生し、黄紅色の斑点をつくり、落葉させる病害。
あか‐まつ【赤松】
マツ科の常緑高木。山野に自生。樹皮は赤褐色で裂け目がある。葉は針状で2枚が対になってつき、柔らかい。材は建築・家具用、樹脂はテレビン油や香料の原料となる。雌松(めまつ)。
あかみ‐たんぽぽ【赤実蒲公英】
キク科タンポポ属の多年草。ヨーロッパ原産の帰化植物。花は黄色で、外側の総苞片(そうほうへん)が反り返り、セイヨウタンポポに似るが、全体に小形で、葉の切れ込みが深く、果実は赤味を帯びる。花期は4〜6月。
あか・む【赤む】
[動マ四]赤みがさす。赤らむ。「もえいでたる葉末の—・みて」〈枕・四〇〉
[動マ下二]「あかめる」の文語形。
あかめ‐いも【赤芽芋】
里芋の一品種。葉の根元が紫色を帯びた赤色で、芋はぬめりが少ない。
あかめ‐がしわ【赤芽柏】
トウダイグサ科の落葉高木。幹は生長が早く、葉は卵円形で、若芽は鮮紅色。雌雄異株で、夏、黄色の雄花、赤褐色の雌花を円錐状につける。本州以西に多い。昔、葉に食物をのせたので御菜葉(ごさいば)ともよば...
あかめ‐しじゅうはったき【赤目四十八滝】
三重県名張(なばり)市南西部、丈六(じょうろく)川の支流滝川にかかる多数の滝。赤目不動尊がある。紅葉の名所。
あかめ‐もち【赤芽黐】
バラ科の常緑小高木。暖地の山野に自生。カナメモチともいい、生け垣などに用いる。葉は長楕円形で表面につやがあり、裏面は黄緑色。若葉は赤い。初夏、白色の小花を多数つける。
あかめ‐やなぎ【赤芽柳】
1 ヤナギ科の落葉高木。山野に自生。若葉は紅褐色の毛で覆われるが、のちに毛がなくなり、表面は緑色で裏面は銀白色になる。雌雄異株で、春、黄色の花が咲く。まるばやなぎ。 2 フリソデヤナギの別名。