にっちゅうぎょうじりゃくげ【日中行事略解】
大石千引の著作。文政3年(1820)成立。「日中行事」の注釈書。
にていぜんしょ【二程全書】
中国の思想書。68巻。明の徐必達校訂。1606年刊。北宋の程顥(ていこう)・程頤(ていい)兄弟の文集・語録・著述などを集大成したもの。宋学の先駆となる著作集。
ニヒルとテロル
アナーキスト詩人・評論家の秋山清の著作。昭和43年(1968)刊行。辻潤、金子文子など、日本の反権力者たちの生と死、文学を通じ、真の自由について論じる。
にぶん‐ろん【二分論】
ものごとを二つの要素・類型に分けて論じること。→戦争責任二分論 →二元論 [補説]著作権はアイデアを創作的に表現した著作物を保護するもので、アイデア自体を保護するものでなはい(アイデアと表現の二...
にほんげいのうでんしょうろん【日本芸能伝承論】
国文学者、池田弥三郎の著作。昭和37年(1962)刊行。毎日出版文化賞候補作となった。
にほんげんだいぶんがくじゅうにこう【日本現代文学十二講】
高須芳次郎の著作。新潮社の「思想・文芸講話叢書」の一。大正13年(1924)刊。
にほんこくのけんきゅう【日本国の研究】
猪瀬直樹の著作。長良川河口堰、日本道路公団など公共事業の暗部について取材したルポルタージュ。平成8年(1996)発表、平成9年(1997)刊行。平成11年(1999)には「続日本国の研究」が刊行...
にほんしょくぶつし【日本植物誌】
《(ラテン)Flora Japonica》 江戸時代中期に来日したスウェーデン出身の医師・植物学者、ツンベルクの著作。帰国後の1784年に出版。オランダ商館の医師として日本に滞在した1年強の期...
にほんそうがくし【日本宋学史】
西村天囚の著作。明治42年(1909)刊行。
にほんてきせいかく【日本的性格】
長谷川如是閑の著作。昭和13年(1938)刊行。続編は昭和17年(1942)の刊行。