そう【葬】
[常用漢字] [音]ソウ(サウ)(呉)(漢) [訓]ほうむる 死者をほうむる。また、その儀式。「葬儀・葬式・葬送/火葬・仮葬・会葬・国葬・水葬・土葬・風葬・仏葬・埋葬・密葬」
そう‐しき【葬式】
死者をほうむる儀式。葬儀。葬礼。とむらい。「—を出す」
そうしき‐ぶっきょう【葬式仏教】
葬儀・法事などを形式的に執り行うのみで、人々の救済や真理の追究など、宗教本来の目的を失ってしまったとして、現代の仏教界を批判して言う語。
そう‐じょう【葬場/喪場】
葬式を行う場所。葬儀場。
そうじょう‐でん【葬場殿】
天皇が亡くなったとき、葬儀場に設ける仮の殿舎。そうばどの。
そう‐れい【葬礼】
死者をほうむる儀式。とむらい。葬儀。葬式。喪礼。
それぞれのしゅうがくしょう【それぞれの終楽章】
阿部牧郎の小説。自殺した同級生の葬儀のため故郷に帰った作家が、自らの生を振りかえる自伝的作品。昭和62年(1987)刊行。同年、第98回直木賞受賞。
たい‐そう【大葬】
天皇・太皇太后・皇太后・皇后の葬儀。
たいそう‐の‐れい【大喪の礼】
天皇の葬儀。国の儀式として内閣により執り行われる。
たい‐や【逮夜】
仏教で、葬儀の前夜。また、忌日の前夜。