よし‐すだれ【葦簾/葭簾】
ヨシの茎を編んで作ったすだれ。よしず。《季 夏》
よし‐ず【葦簀/葭簀】
ヨシの茎を編んで作った簀(す)。よしすだれ。人目や日ざしをさえぎるのに使う。《季 夏》「影となりて茶屋の—の中にをる/誓子」
よし‐たけ【葦竹/葭竹】
ダンチクの別名。
よし‐ど【葦戸/葭戸】
よしずを張った戸・障子。夏、ふすまなどの代用にする。簀戸(すど)。葦障子。《季 夏》「仮越しのやや落ちつきし—かな/万太郎」
葦(よし)の髄(ずい)から天井(てんじょう)を覗(のぞ)・く
細い葦の茎の管を通して天井を見て、それで天井の全体を見たと思い込むこと。自分の狭い見識に基づいて、かってに判断することのたとえ。
よし‐ぶき【葦葺き/葭葺き】
アシで屋根をふくこと。また、その屋根。
よしやまち‐どおり【葭屋町通り】
京都市上京区を南北に走る道路の呼び名。堀川通り西側の小路。全長約1.3キロ。安倍晴明を祭る晴明神社がある。
よしわら【吉原】
静岡県富士市南東部の地名。旧吉原市。江戸時代は東海道五十三次の宿駅。製紙・パルプ業などが行われる。
江戸の遊郭。現在の東京都台東区浅草北部にあった。元和3年(1617)それまで市中各所に散在...
よし‐わら【葦原】
ヨシの生い茂っている原。