のち‐の‐あおい【後の葵】
賀茂の祭の日に簾(すだれ)などにかけた葵を、祭りが過ぎた後日までそのまま残しておいたもの。「祭過ぎぬれば、—不用なりとて」〈徒然・一三八〉
はな‐わさび【花山葵】
葉わさびの、花のつぼみがついたもの。2月から3月頃にかけて賞味される。
は‐わさび【葉山葵】
ワサビの葉と茎。おひたしや醤油漬けなどにして食べる。つぼみのついたものは花わさびという。
ひまわり
日本の気象衛星の愛称。昭和52年(1977)打ち上げの1号から平成7年(1995)打ち上げの5号まではGMS(Geostationary Meteorological Satellite)、平成...
ひ‐まわり【向日葵/日回り】
1 キク科の一年草。高さ約2メートル。茎は太くて直立し、長い柄をもつ大きな心臓形の葉が互生する。夏、周囲が鮮黄色、中央が褐色の大きな頭状花を横向きに開く。花は太陽の方を向き、その動きにつれて回る...
ひめ‐ひまわり【姫向日葵】
キク科の一年草。高さ約1メートル。7〜9月ごろ、ヒマワリに似て、周囲が黄色で中央が紫褐色の花が咲く。北アメリカの原産。こきくいも。ヘリアンサス。
び‐ろう【檳榔/蒲葵】
ヤシ科の常緑高木。九州以南の海岸に近い森林に自生。高さ3〜10メートル。幹は直立し、頂に葉が集まってつく。葉は手のひら状に深く裂けていて、垂れ下がる。雌雄異株。春、葉の付け根から枝分かれした柄を...
ふたば‐あおい【双葉葵/二葉葵】
ウマノスズクサ科の多年草。山地の木陰に生える。根茎は地をはい、2枚の心臓形の葉をつける。春、葉の間に、柄のある淡紅紫色の花を1個下向きに開く。京都の賀茂神社の神紋、徳川家の紋章としても知られる。...
ふゆ‐あおい【冬葵】
アオイ科の多年草。高さ60〜90センチ。葉は手のひら状に五つに裂けていて、長い柄があり、互生する。春から秋まで、葉の付け根に淡紅色の花が集まって咲く。中国の原産。種子を漢方で利尿剤にする。あおい...
ほ‐き【蒲葵】
ビロウの漢名。