こうぶ・る【被る/蒙る】
[動ラ四]《「かがふる」の音変化》「こうむる」に同じ。
こうむ・る【被る/蒙る】
[動ラ五(四)]《「こうぶる」の音変化》 1 他人から、行為や恩恵などを受ける。いただく。「格別の恩顧を—・る」「ご愛顧を—・る」→御免蒙る 2 災いなどを身に受ける。「損害を—・る」「迷惑を—...
むくり‐こくり【蒙古高句麗】
《蒙古来襲(元寇(げんこう))のとき、「蒙古(むくり)・高句麗(こくり)の鬼が来る」と言って恐れ、泣く子を黙らせるのに用いたところから》 1 鬼。また、恐ろしいもののたとえ。「娘を持ったお方は御...
もう【蒙】
道理をわきまえず、愚かなこと。無知なこと。
もう【蒙】
[人名用漢字] [音]モウ(慣) [訓]こうむる くらい 1 おおう。かぶさる。こうむる。「蒙塵(もうじん)・蒙霧」 2 くらい。物知らずで道理がわからない。「蒙昧(もうまい)/愚蒙・訓蒙・啓蒙...
もう‐きょう【蒙疆】
中国、内モンゴル自治区中部の旧綏遠(すいえん)・チャハル両省などにあたる地域の称。
もうぎゅう【蒙求】
《「易経」の一句「童蒙我に求む」による》中国、唐代の類書。3巻。李瀚(りかん)撰。「孫康映雪、車胤(しゃいん)聚蛍(しゅうけい)」のように、上代から南北朝までの有名人の逸話で類似の事跡を一対とし...
もうぎゅうしょう【蒙求抄】
室町後期の注釈書。10巻。林宗二編。寛永15年(1638)刊。「蒙求」を片仮名交じり文で書き下し、注釈したもの。
もうぎゅうわか【蒙求和歌】
源光行の著作。全14巻。元久元年(1204)の成立。唐の李瀚(りかん)による「蒙求」から抜粋した故事250編の和訳に、それぞれの内容に応じた和歌を添えた作品。源実朝に献上されたものとみられる。
もうこ【蒙古】
⇒モンゴル