そう‐じゅつ【蒼朮】
ホソバオケラ・シナオケラの根茎。漢方で、利尿・解熱・健胃薬などに用いる。《季 夏》
そう‐すい【蒼翠】
樹木が青々と茂っていること。「高山峨々として—を含み」〈鉄腸・雪中梅〉
そう‐せい【蒼生】
多くの人々。人民。あおひとぐさ。蒼氓(そうぼう)。
そう‐ぜん【蒼然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 あおあおとしているさま。「—たる月光」 2 薄暗くぼんやりしているさま。「—たる暮色に閉ざされる」 3 古び、色あせているさま。「古色—」
そう‐そう【蒼蒼】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 あおあおとしているさま。また、あおみを帯びているさま。「—たる大空」「顔色—として土の如し」〈織田訳・花柳春話〉 2 草木があおあおと茂っているさま。「—たる...
そう‐てん【蒼天】
1 青空。大空。蒼空。 2 春の空。 3 天の造物主。天帝。
そうてんにかける【蒼天に翔る】
青島幸男の小説。昭和57年(1982)刊。
そう‐とう【蒼頭】
1 《昔、中国で兵卒は青い頭巾(ずきん)をかぶったところから》兵卒。雑兵(ぞうひょう)。 2 しもべ。下男。
そう‐は【蒼波】
あおい波。蒼浪。「—万里を隔てたれども」〈伽・御曹子島渡〉
そう‐はく【蒼白】
[名・形動]あおじろいこと。血の気がなく、あおざめていること。また、そのさま。「顔面—になる」