ほうさ‐ぶんこ【蓬左文庫】
尾張徳川家の文庫。名古屋市東区にあり、藩主徳川義直の集書や藩校明倫堂の蔵書などを所蔵。現在、名古屋市が保管。
ほう‐し【蓬矢】
蓬(よもぎ)で作った矢。邪気を除くまじないとして用いる。
ほう‐そう【蓬窓】
蓬(よもぎ)の生い茂った所に面した窓。転じて、貧しい粗末な家。
ほう‐とう【蓬頭】
蓬(よもぎ)のように、ぼうぼうに伸びた頭髪。おどろがみ。
ほうとう‐こうめん【蓬頭垢面】
ひどく乱れた頭髪とあかで汚れた顔。なりふりに無頓着でうすぎたないこと。「—の老書生風」〈魯庵・社会百面相〉
ほう‐はつ【蓬髪】
蓬(よもぎ)のようにぼうぼうに伸びた髪。「弊衣(へいい)—」
ほう‐ひつ【蓬蓽】
《「蓬戸蓽門」の略》蓬(よもぎ)で作った戸と蓽(いばら)で作った門。転じて、粗末な家。また、自分の家をへりくだっていう語。
ほう‐ほう【蓬蓬】
［ト・タル］［文］［形動タリ］ １ 葉が生い茂るさま。また、髪やひげが伸びて乱れているさま。「—と延びた髪」〈大岡・野火〉 ２ 蒸気や煙が勢いよく立ち上るさま。また、風が強く吹くさま。「シガーの...
ほう‐もん【蓬門】
蓬(よもぎ)でふいた門。草ぶきの門。転じて、隠者や貧者の質素な住居。また、自分の家をへりくだっていう語。
ほうらい【蓬莱】
中国の神仙思想に説かれる三神山の一。山東半島の東方海上にあり、不老不死の薬を持つ仙人が住む山と考えられていた。蓬莱山。蓬莱島。よもぎがしま。 
富士山・熊野山など霊山・仙境の異称。 
熱田...
